さて、
山の恵みを思う存分堪能した後は、その日の宿泊地である西山温泉へと向かいました。
なんでもここは全館源泉のかけ流しの豊富な湯量が売りらしくて、洗面所の蛇口からも
温泉水が出てきたのには、ビックリを通り越してポカ~ンでありました。
硫黄の香り漂うお湯にゆったり浸かれば、疲れが身体中から溶け出していくのがわかります。
夕食後、露天風呂に入ってみたら、風呂の植栽に10cm超もある薄緑色の巨大な蛾が居るで
ねーか! 調べてみると、これはオオミズアオという名の巨大蛾のようでした。
なにこれキレイというか、夜に遭遇するとギョッとしますね。
なにはともあれ、従業員の方々の気の利いたきめ細かなサービスや、山の幸(牛肉もあったが)
で整えられた食事にも満足して、その日は心地よい瀬音を聞きながら早々と就寝。
はあ~、やっぱり温泉旅はサイコー!!
翌日、帰路の途中で忍野八海に立ち寄ることに。
富士山も見たが、富士山を掌に乗っける構図で写真を撮っている陽気なオバサンも見た。
おそらくタイ人かベトナム人であろうと推測。大胆ポーズもいいけど落っこちないでよ(笑)
忍野八海に来ると必ず立ち寄る峠の蕎麦屋
天祥庵。まずはとろりと旨い卵のしょうゆ漬けをば。
いつも頼むぶっかけ蕎麦を食す。
(手打ち蕎麦に様々な薬味と焼き味噌を乗っけ、冷たいそばつゆをかけ回して頂くという
一品。安定の旨さです)
旅の終わりに、忍野八海をぶらぶら散歩して気になったことがひとつありました。
気のせいか前に来た時よりも、水の透明度が明らかに下がっているような。。
ゴミもたくさん浮いてるし。
ここ数年来、忍野八海も爆発的な観光ブームで海外からも観光客が押し寄せているようです。
まさかそれが原因だとは思いたくありませんが、人間が増えていくと少しづつ自然も汚れた
り壊れたりしていくものなのかも知れませんね。残念なり。