一人分のマイおせち
2013年 01月 02日
子どもたちも大きくなり、夫婦ふたりの生活に戻ってみると今までの大きな重箱にみっちりと
おせち料理を詰める必要もありません。というより、重箱の空白部分を埋める作業がもうしんどい。
で、去年の暮れに思い切って重箱を買い換えました。
今度のは小ぶりの6寸で2段重ね。気楽に普段使いのできそうな秋田の川連漆器のものです。
ついでにお椀も同じ川連で揃えました。こっくり深い赤がかわいいでっしゃろ。
(こういう色にはお稲荷さんやおはぎも映えそうですよね)
おせちは、わざわざご紹介するのも気恥ずかしいほど手抜きですが・・・。
・くるみ入りの田作り
・黒豆
・ミニ伊達巻
・栗きんとん
・菊花かぶ
・煮しめ
・海老のつや煮
・ぶりの塩焼き
・煮豚
・紅白かまぼこ
・生うに
それと、鶏がらスープと鰹出汁を合わせて作るしっかりした味の関東風お雑煮。
今年は、今まで賑やかしに入れていた梅型抜きの大根やにんじんも無し、ぐっとシンプルに
椀の中身を焼餅と鶏の酒蒸し、小松菜と三つ葉、吸い口にゆずのみにしてみたところ、
具がごちゃごちゃ入ってない分、食材がお互いに引き立て合って美味しかったです。
今年のお正月は料理の分量も少なくて楽ちんだったのに、なんか物足りないような寂しいような。
まあ・・・
子どもが巣立った後の夫婦というものは、こんな静かな正月の祝い方をして歳を重ねて
いくんでしょうね。きっと。
いや、とりあえず楽なのは何より嬉しいんだけどさ~。へっへっへ←ナマケモノ