叔母のお見舞いに

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子どもの頃から何かとお世話になり、私を可愛がってくれた叔母が病に倒れました。

従妹たちは療養中の私を気遣うつもりだったのか、電話で話していてもそのことには
全く触れず、かすかな違和感を持ちながらも半年間が過ぎました。
でも、
虫の知らせというのか、なんというのか、こういった時には妙な胸騒ぎがしたり
するものです。強く問い詰めると、ようやく入院中であることを明かしました。


久しぶりに会った大好きな叔母はすっかり面変わりしていました。
あんなに元気で快活だった人なのに、弱々しく痩せ衰えてしまい、もはや身内の顔
の判別すら付きません。
元々が軽い認知症を患っており、そこに突然の脳内出血があり、難しい部位の出血
だったために手術も出来ず、適切な治療もなされぬまま現状維持するしかないとのこと。
認知症も一気に進んでしまいました。


なにを話しかけても「ありがとうございます」としか答えず、薄く微笑むばかりの叔母。
ゆっくりと何度も何度も彼女の髪を撫でて、言葉もなくただ泣きました。


この先出来るだけ早く、肉体的な苦痛がすべて取り除かれますように。
自分が歩んできた人生の記憶を失ってしまった今、ほんのいっとき最期の最期でもいい、
叔母の心が温かい幸せな思いで満たされるよう祈ります。


by fukuzzz | 2017-04-28 20:22 | 日記

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