【ベトナムカフェ方式】コーヒーの淹れ方
2016年 05月 10日
フエちゃんのおねーちゃんは、学生時代にハノイのカフェでアルバイトしていたことがあったのだそうで、この度の来日でたまたま我が家にお泊りしたおねーちゃんに、
あちらのカフェで定番の淹れ方を指導してもらいました。
カフェでは、ベトナムコーヒーのこくと風味を引き出すために、ごく少量のバターを
金属フィルターの内側に丁寧に塗り付けていたんですね(内蓋部分の内側にも忘れずに)指にラップを巻いてやると手が汚れませんよ。
こうすることにより、フィルターの穴からコーヒーの抽出液が一気に落ちてしまうことを防ぎつつ、微かにバターの香りが付くんだそうで。
たしかにこうして淹れたコーヒーには、現地のカフェで飲むベトナムコーヒーの美味しさが見事に再現されておりました。
(バターの油分はフィルターに残るようで、ろ過されたコーヒーはきれいなものなんです)
そうなんだよね・・・
ベトナムコーヒー飲んだ後、なぜかほんのり香るバターの存在感が長年の疑問だったのでありますが。いえね、元々ベトナムコーヒーはローストする段階でバター投入するらしいのだけど、煎った豆自体には殆どバター風味は残らんのよ。不思議なことに。
さて、
細挽きにした豆をフィルターに入れ、内蓋を閉めたら少しだけお湯を注ぎまして、
豆を膨らませるために一呼吸置きましょう。
あとは分量のお湯をつぎ足し、外蓋をフィルターに乗せてじっと待つだけ。
少しばかり抽出時間は長めになりますがぜひ一度お試しを。
いやはや、聞いてびっくり、飲んで納得の裏技でございます。
これからの季節は練乳を入れて飲むカフェ・スァ・ダーも旨いよねぇ。