ベトナム蓮茶
2013年 10月 01日
黒っぽい茶葉に混じっている、薄茶色の細かい茎のようなものがお分かりでしょうか。
それが蓮の花のおしべです。
蓮茶は蓮の花の開く早朝に花を摘み、香り高いおしべだけを花から取り出して茶葉に混ぜ
1日寝かして乾燥させる。という、ひじょうに手間隙かけた工程を3回繰り返すんだそうです。
しかも、約1000個の花のおしべから出来るお茶はたったの1kgなんだとか。
なんという贅沢。
しかも物価の安いベトナムにおいて、50gで約2000円とはいいお値段です。
極楽浄土の味がするような・・・そんな心持ちでございました。嗚呼ありがたやありがたや。
温かくして、また冷たくしても美味しい蓮茶で至福のひとときを^^
このお茶、たしかに土産物屋などでよくみかける香料付きのティーパック蓮茶とは
全くの別物といっても差し支えないでしょう。
機会があれば、ぜひ一度お試しいただきたいと思います。