チャガルチ市場で朝食を(失敗例)
2013年 09月 25日
いよいよ釜山最終日。
たぶん、ホルモン焼と書きたかったんだろうホハモソ焼の看板を横目にチャガルチ市場へ向かいます。
魚を選るお母さんたちの目も真剣そのものです。
さあ、それでは港町釜山ならではの素敵な朝ごはんをいただきましょうか。
うっふっふっふ、うまそうだなあ。楽しみです。
(上写真は釜山「済州家」のあわび粥と雲丹スープの参考画像です)
この後、
とあるぼったくり食堂にて、ワタクシ完膚なきまでに叩きのめされます。
チャガルチ市場2Fは、小さく間仕切りしてある店が集合する食堂フロアとなっており、通常は1Fの魚売り場で活きの良い魚を購入した後、2Fにて調理してもらって食すというスタイルを売りとしてるらしいのですが、この日はそのまま食堂に直行して食事することに。
かなり広い食堂フロアを見渡し、さてどの店にしようかと物色するべく歩き出したその時でした。
やたら
あっという間に口車に乗せられて、うっかり座敷に引っ張り込まれました。
ところが、
肝心の食べたいものはメニューには載っていないわ、日本語も通じないわで席を立とうとすると、
「日本語OK!」と、店のおばちゃんが自分のケータイを突き出してくるではあーりませんか。どうやら、電話の相手は日本語が通じるから話せということらしいす。
「うにのスープとあわびのお粥が食べたい!!」
少なくとも6回以上同じことを訴えたでしょうか・・・ようやく相手にも通じたようで、
「うにスープとあわびお粥ね!!! OKOK!!!!」
任せとけとばかりに笑顔で胸をばんばん叩くおばちゃんに、念のため値段も確認したうえでようやくオーダー完了。
しかし・・・・・・運ばれてきたバンチャン(副菜)を見た途端、この店に入ったのを激しく後悔しました。
明らかに昨日の残り物っぽい、冷え切ったシワシワの茹でジャガイモ。
キャベツの千切りにきな粉?
白キムチのようで、白キムチじゃない漬かり過ぎな酸っぱいキムチ。
可もなく不可もないキムチとにらの和え物。
わかめと冷奴。
不味そう。果てしなく不味そう。つか激マズ確定。
作ってる人に問いたい、自分で喰ってみたことあるのかと。
で、やっちまった感満載のこれだ!!!
うにのスープ+あわびのお粥=うにのお粥
うにのスープは????? あわびのお粥はどこ???? ええ~~っ、なんじゃこりゃ????
しかもお粥っていうか、ご飯に水入れて煮ただけの雑炊だろこれ。
気のせいか、うに色増量のつもりか人参が細かく切って入れてあるし。
もちろん味の方は言わずもがな。
じょ、冗談じゃねーよ!!!!!
ぬぉぉぉぉぉぉ~~)))))←エコー
・・・うにのスープとあわび粥は一体どこへ?
さようなら、すてきな釜山の朝飯よ(号泣)
怒りより悲しみ、そして悲しみを通り越した先には深い絶望が・・・。もはや思考判断停止状態。
なんかもう、こんな連中を相手に半沢直樹化して戦闘モードに突入するのもアホらしい。ちなみにお値段は驚きの15000ウォン(一人前)。
そんなわけで、
私たちはあまりの酷さに呆れ返り、お互い口をきくことさえ忘れてそそくさと店を後にしたのでした。
注:本来ならば、こういった旅先でのNG飯をネット掲載するのは考えものですが・・・。
あまりにもお客を見下したような食事内容だったのであえて載せました。
とはいえ、
チャガルチ市場の食堂が全てこんなだとは言いません。これは本当に例外中の例外。
噂によれば、すごく旨くて素敵な店も市場内には存在するそうなので、ぜひ探してみてくださいね。