仁寺洞(インサドン)
2009年 04月 30日
昔ながらの韓国式建築の店が軒を連ね、画廊や骨董店などもチラホラと見かけたりして
なかなかにそそられる街並みでした。
これ面白いけど、初めて来た人はどの店を選んで入ろうかと迷いそうだなあ。
ひとまずメインストリートに戻り、ウロウロと街をひやかして歩いているとTVドラマ? の
ロケ隊らしきグループにも遭遇したりして、ミーハーな私は思わず身を乗り出して人垣を
覗き込むのでした(俳優さんは知らない人でしたが…)
と、
空から鳥の羽を丸めたような謎の浮遊物が、ふわふわとたくさん舞い降りてきました。
…初めは、絞めた鶏の毛でも抜いているんだろうと思ったわたし←阿呆
いったいこれ何だろう??
道路にしゃがみこんでカメラのシャッターを切る私に、掃き掃除をしていた人の好さそうな
オバサンが、にこにこ笑いながら傍らの柳を指さして教えてくれました。
つまり、謎の浮遊物の正体はこれだったのか!!
この柳の木が種子を飛ばしていたんですね。
って、そんな柳見たことも聞いたこともありません^^;
で、帰宅してから調べてみたところ…
この柳は柳絮(りゅうじょ)というものだそうで、遠く北京では春先に柳絮が綿毛を飛ばす
ロマンチックな風情は、春の風物詩とも言われているそうなんですわ。
ただ、これもチラホラと舞い落ちるから良いのであって、路上が真っ白になるまで降り積もったら
困りますよねえ。なんでも柳絮のたくさんある北京ではそんな感じらしいです^^;
さて、朝早くから歩き回って疲れたので、お茶でも飲みにいくべえか…。