古都フエ
2009年 10月 01日
前日、ハノイから小1時間ほどのフライトでフエ空港に到着。
到着時にはとっぷりと日が暮れていたので、私たちは近所のレストランでさっさと食事を済ませ
翌日に備えて早寝しました。
そして翌朝。
ホテルで朝食を摂るのももどがしく、私たちはフエの街に繰り出すことに。
白いアオザイ姿の女学生たちが美しいです。
この清純さ…嗚呼、絶滅危惧種かもしんない。うう、たまらんのう。
ハノイではあまり見かけなかったアオザイの女学生ですが、南方では多いみたいですね
こういうスタイルの制服が。
そうなんだよな…これが私は見たかったのだ!!(←オヤジかよ)
さっそく世界遺産、フエの王宮を見学。
かつて、ベトナム王朝の存在した頃に栄えた広大な敷地を有する王宮は、
王殿とその付近の建物を残し、その大部分は草深き荒れ野に朽ちた姿を晒しておりました。
(先の戦争でかなりの建物を破壊されたとも聞きます)
王宮の奥まった部分はそれこそ廃墟と化しており、伸び放題の草に埋もれて崩れ落ちた
建物群が点在しています。
むろん、ごく緩やかに補修工事も進んではいるようですが、
それでも完全に復旧し終えるまでには、おそらく気の遠くなるほどの時間を要するのでは
ないかと思われ…。
そんな中、壊れかけた建具を修復する少女たちと出逢いました。
彼女らは、泥にまみれた建具の汚れを丁寧に拭ってペンキを塗る作業を黙々と続けています。
そして、傍らには古ぼけた小さなラジオ。
ラジオからベトナムのはやり歌が流れ、
少女たちは声を合わせて一緒に歌をうたいながらの作業です。
それがまた、
ちょっといい光景で王宮見物よりも心に残るワンショットとなりました。
この子たちの澄んだ歌声を聴きながら、昔はきらびやかで美しかったであろう王宮の姿を
ふと思い描いてみたりしてね。
少女たちの側で回廊の柱にペンキ塗りをしていた少年。
カメラを向けると恥ずかしがって逃げるそぶりをみせたけど、
「笑ってくださ~~い!! ピースピース!!!」←おばはんモード全開
と、アクションを交えてお願いしたら、その勢いにつられて思わずピースをしてくれました(笑)
純な笑顔を見せてくれてありがとう^^
お仕事がんばってね!!
おりしも、この日はカンカン照りの酷暑でして…
日焼け止めクリームと日傘で強い陽射しをガードしていても、照り返しがきつくて腕が
チリチリと焦げるような気がしました。。実際焦げたし。
いうまでもなく滝汗MAX&衣服にはサイケな塩模様が(涙)
つ、疲れた。そろそろHP・MP回復しなくてはならぬ…。